久々の更新になりました。
昨年購入してグッときたペダルの紹介です。
トランスペアレント系のオーバードライブ
KarDiaN CHCL3 CHLOROFORM!
ブランド初期からラインナップされている製品になります。
コンポーネンツ、パーツ群組み込み方が匠です!
PCB基板にオペアンプや抵抗の組み込み方が芸術的です!
まず本機のレビューに行く前に前置きになってしまいますが、
トランスペアレントなペダルについて記述も含め紹介して行きたいと思います。
トランスペアレントなペダルは原音を崩さずアンプその物のような感じ、低域から高域までしっかりと再現できるレンジの広さを持ちクリアな感じ原音に忠実!非常に万能なペダル、、
代表的な製品ですとPaul Cochrane Timmyを連想する方や、近年ですとVemuram Jan Rayなどがそれに当たるかと思います。
当方トランスペアレント系ペダルをあまり所有したことがなく苦手と思っていました。
苦手な部分としてはトランスペアレント系のコンプレッション感が特に上記に記載した"Vemuram Jan Ray"、"Paul Cochrane Timmy"弾く機会が過去にあり!
ブーストした時のフルレンジの感じがアンプ直だといいですが、ファズと併せた時に個人的にトゥーマッチな感じがして苦手でした。
そんな中、ファズに併せるクリーンブースター/オーバードライブはない?かと本機クロロホルムを弾く機会があり弾いてみたましたが
トランスペアレントな設計のドライブペダルの印象がガラッと変わりました!
初見の印象はクリアな感じ透明感もさる事ながら、、
ナチュラルでありつつも歪ませた時の鋭さがありパッシブのEQを徐々に上げていっても緩やかに帯域が可変され変に味付けをされることがなく、ドライブを上げても破綻せずにピッキングのタッチを強くしてもニュアンスが出やすい!と衝撃を受けました!
また、一番驚いた部分として枯れ感がありつつもトランスペアレントのオーバードライブ特有の速さも共存しているのが驚きでした!
余談にはなりますが購入した1番の動機はkardian独自のラスティーぽい錆加工の見た目が気に入ったという所ではあります。