FUZZ AROUND

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British Pedal co. BUZZ AROUND

またまた、ブログも間が空いてしまいました、
本日はXmasですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、前回のmk.2の 繋がりで60年代後半に誰がデザインしたのか作ったか分からない、キング・クリムゾンのロバートフリップが使用していたfuzz PEDAL BURNSのBUZZ AROUND(復刻版)を紹介します。
では、写真です。
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第1印象この筐体のルックスを見ると、個人的にキン肉マンウォーズマンの甲冑に似ているなと思ってしまいます。
「コホー、コホー」と言いそうな気がしてしまいますが(笑)
冒頭でmk.2繋がりとかきましたが、この手のPEDALに詳しい方ならご存知かと思いますが、TONE BENDER mk.Ⅲの回路に似ていると言う事が挙げられます。
また、BUZZ AROUNDの回路方式に関してダーリントンぺアと言う形式がとられています。
ダーリントンペアとはなんぞや?と思う方々や当方のように電気知識がないかたなど、詳しくは、またまた、BUZZ THE FUZZから抜粋させて頂きます(毎度すみません 汗)
「入力段には2つのゲルマニウムトランジスタが配置され、それがダーリントン・ペアとして働き、出力段に配置された3つめのトランジスタには、ゲルマニウムダイオードを介した原始的な温度安定化機能も有している」。

ダーリントン・ペア」ですが、2ケのトランジスタ(Q1/Q2)の、両コレクタを並列に接続、さらにQ1のエミッタをQ2のベースに接続することで、「1ケのトランジスタのように扱う方式」をダーリントン接続、というのだそうです。この方式を用いることで歪み値はそれぞれのトランジスタの積(つまりかけ算てことですね)になるそうです。この方式で最もメリットとされることは「トランジスタの品種が違ってても問題ない」のと、「小さなベース電流で、非常に大きなコレクタ電流を制御できる」
まだPNP/ゲルマニウムトランジスタが用いられていた時代は、こうした手法で大きな電流を扱う、という技術が使われたわけですが、ほどなく大型のトランジスタが開発されてからは、ダーリントン接続という技法は必要なくなった、とのことです。
かなり詳しく記載されていますね!凄いです。
本機、回路基盤の写真も載せておきます。
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基盤はストリップボード形式をとってますね。
トランジスターは本機やオリジナルもゲルマver.のfuzzfaceと同じNKT213が使われています。
BUZZ AROUNDの特長の一つとして一般の歪effectorのvol. 、tone、driveと言う表記と違いTIMBREがvol. BALANCEがTONE (TREBLE/BASS)に、そしてSUSTAINがdriveに相当します。
もっと詳しく言うとBUZZ AROUND自体、表記も違ければ、それぞれのノブの役割が一般的な歪effectorと違います。たとえば「SUSTAIN」ツマミは左に振り切れば音が消えます。つまり、音量にも関与していることになります。また「BALANCE」ツマミは一般的なトーン・コントロールと違い、バイアスとコンプレッションに作用するため、明快なトーンツマミではありません。
そのため、音量も変化します。そして、「TIMBRE」ツマミもボリュームを可変させると同時に歪みの質感にも作用するといった感じです。
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ややこしいツマミ配列になっていますよね。
BUZZ AROUND事体オリジナルはebayで30万以上で取り引きされていますので入手は絶望的に困難です、JMI製品も最初に復刻されたのが2010年前後と今では販売していません。
それでも入手は難しいかなと思いますが、その中でも、最近はTONE BENDERを復刻している様々のメーカー、d.a.m、pigdog、Dirty Boy 、crepy fingersなど他にも色々な所から販売されていますので、オリジナルやjmiと比べると入手は比較的しやすい方なのかなと思います。
本機の特長を書きますと上記のメーカーものは弾いたことないので解りませんが本機のBRITISH PEDAL co.のサウンドは主観ですがバリバリと元気よく鳴りTONE BENDER mk.2とRAM's HEADの美味しいとこどりと言う感じです!
全体的にlow、midよりと一般的に言われてますが、トレブルも出てくれ、HIGHのかすれ具亜がいかにもFUZZといった感じでなかなかいいです。
また、サスティーンも長く、vol.の追従性も設定次第ではある程度は反応してくれますし、オリジナルもこんな感じかな?、と思わせてくれます。
何にしても復刻にしては忠実に再現しているのかなと思います。